当院では「作業で手を積極的に使うことは生活の質を高める」という考えのもと、より多くのアクティビティを導入しています。患者様と季節感が持てるような内容や興味が持てる内容を相談し、その方の状態に合わせ作業の難易度を調整し、意欲的に取り組めるように進めていきます。

 ＜作品紹介 ＞

・籐細工 ・ボンボン作り ・編み物 ・メタリックヤーン    

・革細工・プラ板細工

主に肩や腕および手の整形疾患（骨折・バネ指・手根管症候群など）の患者様に対しリハビリをしていきます。受傷経過や回復の状態に合わせ、物理療法を併用し、段階的に関節可動域訓練や筋力増強訓練、また神経滑走訓練などを取り入れることで、病前の日常生活の動作に近づけられるようにアプローチしていきます。

当院では作業療法士間で声を掛けあい、入院患者様を対象としたグループアクティビティを実施することがあります。お一人ではなかなか意欲が湧かない・コミュニケーションが図れないなどの問題に対して、集団による作業活動を介すことで「やってみよう」という興味や意欲の向上に積極的にアプローチしています。